解体から世の中の今が見える!
東環コラム!
高度成長期の構造物が建替え時期を向かえ、解体工事の需要は今後も増加傾向を期待できます。
その中で私たちのできることは何か?解体という業種を少しでもご理解いただけるよう努めてまいります。
高度成長期の構造物が建替え時期を向かえ、解体工事の需要は今後も増加傾向を期待できます。
その中で私たちのできることは何か?解体という業種を少しでもご理解いただけるよう努めてまいります。
<河北新報社より>
東日本大震災で43人が犠牲となった南三陸町防災対策庁舎をめぐり、一部の遺族でつくる「防災庁舎解体を望む遺族会」は19日、歌津総合支所であった移動町長室で佐藤仁町長と面会した。
庁舎について県は、保存の是非を時間をかけて議論するために県有化を検討しており、村井嘉浩知事が28日、町に考えを伝える。同会は町長に対し、県の方針にとらわれず、町の責任で庁舎を早期解体するよう求めた。佐藤町長は「県の考え方を聞いてないので何も言えない」と話した。
遺族は「庁舎を見るたびに、亡くなった家族がどれだけ怖い思いをしたかとつらくなる。もし保存と決まったらどうなるか不安だ」「庁舎のことは町だけで決めてほしい。家族の命を失った悲しさは、町外の人には分からない」などと訴えた。
佐藤町長は「皆さんの気持ちは重く受け止める」と応じた。その上で、「庁舎がなくなったら手を合わせる場所がなくなる」「家族が最後まで町民のために頑張った場所を残してほしい」といった庁舎保存を求める遺族の声を紹介。「解体と保存、どちらの意見も否定できない」と述べた。
同会の千葉みよ子副代表は「町を二分した争いにはしたくないので早く解体してほしい。知事は遺族にも直接説明するべきだ」と語った。
このニュース記事≫http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150120_13039.html