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<常磐線>解体の富岡駅備品を震災遺産に

2015年03月06日 東環コラム


<河北新報社より>

 東日本大震災の津波で被災し、東京電力福島第1原発事故の影響で傷痕を残していたJR常磐線富岡駅(福島県富岡町)の解体工事が終了し、町などは5日、改札や駅名標などをJR東日本から譲り受けた。津波と原発事故の複合災害を伝える町の「震災遺産」として保存活用する計画だ。
 対象の駅備品は約15点。放射線量を測定して基準値を下回ることを確認し、現地で町職員らに引き渡された。駅名標や改札は町が譲り受け、県立博物館(会津若松市)など8団体でつくる「ふくしま震災遺産保全プロジェクト」実行委員会が、ホームに残された方向表示板や渡線橋に張られていたポスターを保存する。


 富岡駅は海から300メートル。現在は除染廃棄物の仮置き場が周辺に広がるが、震災前はホーム奥に美しい風景が広がっていた。町は駅から望む風景の写真パネルを制作し、改札ゲートと組み合わせて景色の移ろいを見てもらう構想を描く。
 同町の歴史・文化等保存プロジェクトチームの門馬健さんは構想について「美しい海が広がる豊かな地域だったこと、同時に自然災害の恐ろしさと、原発災害に対する人間の無力さを示す複合災害の資料となる」と説明する。
 津波を受けたホーム屋根などが落下する危険があったため、JRが1月中旬、解体に着手。町は昨年12月に震災遺産とすることを決め、備品譲渡をJR側に要請し協議を進めていた。

このニュース記事≫http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150306_61004.html